現在はテレビや雑誌などでも多くの健康特集があって、たくさんの人が関心を持っています。
そんな健康ブームのなかで、健康マニアからひそかな注目を浴びているのが「なた豆茶」です。
なた豆茶のもとである「なた豆」には多くの健康効果あるので、漢方薬として昔から利用されていました。
なた豆の主な健康効果としては、「体内の膿を排出する機能」です。
蓄膿症や鼻づまりなどの人が続けて飲んでいるうちに症状が改善されたという口コミがあります。
また、腎臓や肝臓の機能を向上してくれるという作用もあるようです。
体内の血の流れを促進するので、これが腎臓・肝臓機能をサポートすることにもなるからです。
さらに、口臭対策も効果があるとされています。
なた豆茶を自分で作るには!?
このような健康効果が抜群のなた豆茶なんですが、現在は多くのメーカーからなた豆茶が販売されています。
しかし、もっとこだわって「自分でなた豆茶を作ってみたい!」という人もいるかもしれません。
そんな人のために、ここでなた豆茶の作り方についてご紹介してみましょう。
もちろんなた豆茶を自分で作るということは手間がかかりますが、苦労して作ったその分だけ味わいも深くなり、作るという過程もなかなか面白いものがあるかもしれません。
まず、基本であるなた豆についてですが、なた豆を育てるということもできるかもしれません。
しかし、一般人がなた豆を育てるというのはかなり難しいものがあるでしょう。
なた豆の栽培はきゅうりとかトマトのようなものではないので簡単ではありません。
ということで、なた豆は市販されているものから選ぶのが一般的ということになります。
なた豆の選び方について
なた豆の選び方ですが、なた豆にもいろいろな種類があります。
まず、なた豆の3つの種類のなかで、「タチナタマメ」は毒性がもっとも強くて食用にもなっていないので選んではいけません。
もうひとつの「赤なた豆」はお茶にはなっているものの食用に不向きで毒性もあり、これを取り除くのも特殊な製法があるとされているのでなるべく食用にもなっている「白なた豆」を選ぶのがよいでしょう。
なた豆を購入したら、まず水洗いをして30分ほど水につけておきます。このとき水につけすぎるとふやけてしまうのでつけすぎないようにしましょう。
こうすることによって豆の皮が剥きやすくなります。皮を剥いたら天日干しにしてまる1日以上は乾燥させましょう。
なた豆が乾燥したら、、「フードプロセッサー」「ミキサー」を使って細かく砕きます。
なた豆が粉末状になったら、次にフライパンで炒ります。香ばしいにおいになったら火を止めて完成です。
市販されているなた豆茶を飲むのもお手軽で良いですが、手間隙をかけて自分で作ったなた豆茶を飲んでみるのも面白いですね。